2010年 06月 25日
caviar d'aubergine キャビア・ドーベルジーヌ |
元はレバノンあたりの中東料理である「茄子キャビア」。
少し前に馴染みのお客さんとの会話の中で以前召し上がられた「茄子キャビア」が出てから、久しく作っていないこれが気になっていました。
恐らく原形は、茄子、玉葱、トマトを無造作に焼いてそれらをピュレ状にした単純な料理だったのでしょう。現在の作り方も至って素朴、「こんなんで大丈夫か?」と思うほど簡単です。(簡単な料理、大好きです。)
焼き茄子の要領で皮を除いた茄子と炒めた玉葱のみじん切り、にんにく、クミンとコリアンダー(これが中東の香りを演出してくれます)を合わすだけ。原形に忠実にやりたいところですが、トマトを入れると崩したラタトゥイユみたいになるので入れませんでした。
”キャビア”の由来は、茄子の種の粒々がキャビアに似ているから。
今回使った茄子は種が目立たなかったので、代わりにオリーヴをみじん切りにして加えました。オリーヴが入ったことで中東度が更に増し、クラクラする美味しさに仕上がりました。
by comme-tu-veux
| 2010-06-25 14:18
| 日記